たたみべや

娘と夫と3人暮らし。

『読んだら忘れない読書術』を読んだ感想。

こんにちは tatamittaです。

 

本棚の整理をしていて、久しぶりに読んでみたので感想など。

 

読んだら忘れない読書術

読んだら忘れない読書術

 

 

読書術に関する書籍やネット情報は沢山あれど、多くは「速読」や「多読」にフォーカスしていますが、この本は量を増やすことより質を高めること、「深読」を勧めています。

読書の目的は、知識を得ることによって自分自身が成長することにあるので、そのためには、単に本を最後まで読みきって「いい内容だったなあ」と思うだけではダメで、時間が経ってもその本の内容を人に説明できるくらいには覚えていて、内容について議論する(著者の定義では、飲み会の席でみんなで10〜20分くらい話題として盛り上がれる)ことができることが理想のようです。

そのためのキーワードとして、①アウトプットを行うことと②スキマ時間を活用すること、を挙げています。細かいテクニックとその意図は様々書かれていますが、両者に共通して言えるのは、「この後アウトプットをしなくちゃ」とか「この短時間でここまで読みきらなくちゃ」という軽いプレッシャーをかけることで、ドーパミンとかノルアドレナリンなどの脳内物質が分泌されるそうです。結果的に、集中力もあがるし内容も覚えやすい。

さすが精神科医の先生、科学的な根拠で納得感があります。そんなに難しくもないし。

さらに、本書では「何を読むか」についても触れられています。

結論としては、沢山読むことによって、ホームラン級の良い本に巡り会える回数や確率もあがるよ、ということです。書評や参考文献を参考にしたり、憧れの人のお勧めする本を読んでみたり、という方法も提示されていますが、何が良い本なのかは一人一人違うもの。1冊で元を取ろうなんて思うのが間違いだ、と断言してくれています。

自分としては、特に社会人になってから(節約志向もあいまって)どうせ読むなら為になる本を買わなくては・・・!という強迫観念があって、本屋さんに行って何十分も迷った挙句買わずに帰ってきたり、為になりそうな上級者向けの本を買っては理解が追いつかず挫折したり・・・を繰り返していました。

もっと気を楽にもって、何よりも「読みたい本を読む」ことを大切にしていきたいなと気づかせてもらいました。

ちなみに、紹介されているある調査によれば、月に本を7冊以上読むのは日本人の4%、月に10冊読めば上位2%になるそうですよ。案外そんなものなのですね。